【白猫テニス】スピードや移動速度に関する疑問を、初心者向けに解説

この記事では、白猫テニスにおけるスピードと移動速度の関係をグラフを使って明らかにし、使用するキャラを変えたらクリクリ動かなくなってしまいストレスが溜まる！とか、「クイックムーブ」や「動き出し強化」って一体何なのだろう？といった疑問を、初心者向けに解説していきます。

白猫テニスのスピードに「移動速度+4%」を適用させる

白猫テニスではスピードを上昇させる手段として、「○○タイプの移動速度+4%」というスロットスキルが準備されています。
この「移動速度+4%」をセットすると、どのくらいスピードが上がるのでしょうか？

• 「移動速度+4%」をセットすると、どのくらい速くなるのか？
• 実際の測定で移動速度を確かめる
• グラフ化すれば「移動速度+4%」が見えてくる

「移動速度+4%」をセットすると、どのくらい速くなるのか？

白猫テニスに準備されている「移動速度+4%」をセットすると、どのくらいスピードが上がるのでしょうか？
シューズのスロットスキルに「テクニックタイプの移動速度+4%」をセットして、テクニックタイプのシャルロットに装備させてみます。
結論から言うと、移動速度が4%アップするとスピード値が約150アップします。
このシャルロットのスピードは529なので、スロットスキルに「移動速度+4%」をセットする事で、スピード値が679と同じくらいの水準になっているのです。

白猫テニスを実際にプレイしている人からすれば、計算が合わないと思うかもしれません。
元のスピード値が529で、そこから移動速度が4%アップするならば、
529　×　1.04倍　＝　550.2
となるのではないか?と考える人もいるでしょう。
確かにweb上の一部では、「移動速度の4%アップは、ステータス画面のスピード値の総合値を4%アップする事で計算できる」などと書かれている事もあります。
しかしそれらは誤りです、実際に測定して確かめてみましょう。

実際の測定で移動速度を確かめる

移動速度が4.47m/sという事は、1秒当たり4.47m移動している訳ですね。
キャラがラケットを構えた状態で走っている事を考えると、なかなかリアルな移動速度では無いでしょうか？
50m走に換算すると11秒台といった所です、ちょっと運動が苦手な中学生がこのくらいのスピードではないかなぁ？

シューズのスロットスキルに「移動速度+4%」をセットした場合と比べてみましょう。
もう一度、白猫テニスのNPC対戦画面で測定します。
同じシューズを使っているので、スピード値の325は変化していませんが、スロットスキルに「テクニックタイプの移動速度+4%」をセットしています。

ネットに達するまでの所要時間が2.56秒に短縮されました。
先ほどと同じように、その移動速度を計算すると、
移動速度　＝　11.885m　÷　2.56s
移動速度　＝　4.64m/s
となります。

以上により、スロットスキルに「移動速度+4%」をセットすると、移動速度が「4.47m/s」から「4.64m/s」へ上昇する。という結果が得られました。
その増加量は「0.17m/s」なので、数値の通り「4%アップ」している事が確認できます。
「実際の速度」が「4%アップ」しているのです、「ステータス画面のスピードの総合値が4%アップしている」という訳ではないのです。
というところが明確になった所で次は、「移動速度4%アップはスピード値150相当である。」とした根拠を見ていきましょう。

グラフ化すれば「移動速度+4%」が見えてくる

白猫テニスのNPC対戦画面で、スピードの値を少しずつ変えながら測定を繰り返し、移動速度のデータを集めました。
上記のグラフはざっと120回分のデータをプロットしています。
前述の「移動速度が4%アップするとスピード値が約150アップする」はこのグラフから実証する事ができます。
即ち、
「①スピード値500で、移動速度+4%を付けた場合」と
「②スピード値650で、移動速度+4%を付けていない場合」が同じくらいの移動速度なので、
「移動速度+4%はスピード値150相当である」といえる訳ですね。

白猫テニスの対戦時に必要なスピード値の目安を設ける

白猫テニスの醍醐味である対人戦に備えて、シューズを厳選しながらそのスロットスキルを盛っていく訳ですが、まあキリが無いので、ある程度スピード値の目安を設けるのが良いです。

私は以前、白猫テニスをプレイした時に「スピードタイプに限っては、他のタイプと比べて若干移動速度が速くなるよう調整されているのだろうな。」と思っていましたが、それは間違いでした。
スピード値が同じなら、タイプが異なっても同じ移動速度となります。
「同じ移動速度になる」ので「スピード値に目安を設ける事ができる」という訳ですね。

• スピード値が同じなら、タイプが違っても移動速度は同じになる
• どのくらいの目安にするか？
• 「移動速度+1%」と「スピード+6%」はどちらを選ぶ？
• 常に移動速度バフを持っているキャラの場合

スピード値が同じなら、タイプが違っても移動速度は同じになる

白猫テニスでは全てのキャラが、テクニックタイプやスピードタイプ、スタミナタイプ等の5つのタイプに分類されています。
そしてそのスピード値が同じなら、タイプが違っても移動速度は同じになります。

即ち白猫テニスでは、スタミナタイプである進撃の巨人コラボのエレンと、テクニックタイプであるトワ・クオンが同じスピード値であるならば、両者は同じ移動速度で動いている訳ですね。
なんとなく、エレンの方が高い移動速度なのでは？と思っていましたが、立体機動のスキルを持っている故の気のせいなのでしょう。

キャラタイプが違っても「同じ移動速度」になるという事は、スピード値に目安を付ける事ができる訳ですね。
スピード値に目安を付けておけば、キャラを変えた時に「動きが悪くなった。」と感じる事があったとしても、「それは己の未熟さゆえの気のせいだ。」と納得する事ができる訳です。

どのくらいの目安にするか？

白猫テニスではどのようなキャラを使ったとしても、スピード値が同じであれば同じ移動速度で動きます。
私の場合は、スピード値の目安を600超に設定してシューズやスロットスキルを選んでいます。
スピード値が600に届かない時は「移動速度+4%」などを適宜つける感じです。
前述の「スピード値と移動速度のグラフ化」で検証した通り、「移動速度+4%」はスピード値に換算すると150くらいとなります。

「移動速度+1%」と「スピード+6%」はどちらを選ぶ？

常に移動速度バフを持っているキャラの場合

白猫テニスの対戦時、キャラが良いスピードで動かない気がする時

白猫テニスでの対戦時、ある程度のスピード値を確保しているのに、「キャラがクリクリと動いてくれない。」と感じる事があります。
恐らく「動き出し強化」を持っていないキャラを使い始めた事がその原因と思われます。
または「クイックムーブ」を持っていないキャラを使い始めた事が原因かもしれません。
もしくは「打球硬直無効」のキャラに慣れてしまったせいかもしれませんね。

• 「動き出し強化」を持っていない事が原因
• 「クイックムーブ」を持っていない事が原因
• 「打球硬直無効」とは

「動き出し強化」を持っていない事が原因

白猫テニスではスピードタイプにのみ「動き出し強化」というパッシブスキルが設定されています。
静止状態からキャラを動かそうとした際に、その動き出しまでに若干の硬直が存在するのですが、「動き出し強化」を持っているキャラは、その硬直が解けるのが約0.1秒早いのです。
なので、スピードの値以上にクリクリと動いているように感じる訳です。
「動き出し強化」を持っているキャラから、持っていないキャラに乗り換えた際に、「キャラがクリクリ動いてくれないなぁ。」と感じるかもしれません。

最近の白猫テニスでは、スピードタイプではないにもかかわらず「動き出し強化」を持っているキャラも、ちらほら出現しています。
「紅の王」や「人魚エクセリア」なんかがそのキャラとなります、今後もこのようなキャラは増えていく事でしょう。

「クイックムーブ」を持っていない事が原因

白猫テニスについての質問によくあがる「クイックムーブ」ですが、「動き出し強化」と混同している人が一定数いる印象です。
前述の通り「動き出し強化」とは、静止状態からキャラを動かそうとした時に、その硬直が解けるまでの時間を約0.1秒早める効果です。
「クイックムーブ」とは、打球した瞬間から次の動作に入るまでの硬直期間を、若干短くする効果です。
これはスピードタイプをサンプルに計測した例ですが、「クイックムーブ」を持っていない場合は打球後の硬直期間が約0.80秒発生するのに対し、「クイックムーブ」を持っている場合はその硬直期間が約0.65秒で済むという結果が出ています。この0.15秒の差が、ボレー打ち合いの際に効いてくる訳ですね。

シューズに「ボレーで返球時、10秒間クイックムーブ」というスロットスキルを付ければ、多少はキャラの動きやすさが改善されたように感じる事ができるかもしれません、その際はマメにボレーに出るような立ち回りも必要になりますが。

「打球硬直無効」とは

白猫テニス界では今後も、「打球硬直無効」のキャラがどしどしと増えていくのでしょうね。
リーダースキルで相方を「打球硬直無効」にするキャラもちらほら出現していますから、ダブルス環境で意外なキャラが前衛に出張って来るシーンも、今後見られるかもしれません。

さいごに

白猫テニスのスピードや移動速度に関する話をつらつらと書き進めましたが、いかがでしたでしょうか？
ページ内に動画の資料を充実させたかったのですが、白わんこ時代に制作した「白猫テニス動画」を今見返してみると、どうも衆目にさらすには拙いクォリティなのでした・・・。

白猫テニス、あと10年は頑張って欲しいですね。
白猫テニスの今後の繁栄のためには、白猫テニスを新規で始めたプレーヤーをいかに捕まえておくか、逃がさないか、楽しくのめり込んでもらえるか。だと思うのです。
まあまず、勝てない事には楽しくのめり込んでもらえないでしょうから、キャラゲーで勝てる新キャラを準備して、「新規プレーヤーにはリセマラをしてもらう」というコロプラ戦略になるのでしょうが・・・。
その新キャラって、白猫テニスの古参プレーヤーもゲットできてしまうんですよねぇ。
古参プレーヤー同士なら、新キャラを使った高度な駆け引きとなるでしょうが、新規プレーヤーが新キャラで無双を目論む古参プレーヤーと当たってしまった場合、もうそこはあれです、「天明の大飢饉」でっすわ。
という事で私は、白猫テニスのダブルス対戦はなるべく旧キャラを使って、新キャラを倒せたら楽しいなぁとか考えています。まあ、新キャラを扱う古参プレーヤーに当たると一方的に蹂躙されてしまう事この上なしなのですがね。

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